3月18日に甲子園球場で開幕する選抜高校野球大会、石川県輪島市の日本航空石川が2024年に続いて切符を手にしました。

一方、21世紀枠での出場が期待されていた小松市の小松工業高校は、選出を逃し、補欠校に回りました。

24日午後3時半から大阪市で発表された春のセンバツ高校野球の出場校。

北信越地区からは、2024年秋の大会で優勝した福井県の敦賀気比と、輪島市の日本航空石川が選ばれました。

輪島市の校舎で選考会を見守っていた航空石川の野球部員らは、学校名を読み上げられた瞬間は、報道陣のカメラのフラッシュを浴びながら選出理由に耳を傾け、静かに喜びを噛み締めていました。航空石川がセンバツに選ばれるのは2年連続で、新型コロナで中止となった2020年の大会を含め、4回目です。

航空石川・中村隆 監督「2024年は発表を全員で聞くことができず、バラバラの状態で聞いていました。2025年は発表の瞬間をここで共有できて本当に嬉しいです」

航空石川・及川蓮志 主将「選出されて素直に嬉しく思っています。これからさらに練習して、良い準備をして甲子園に臨みたいと思います」