地産地消にこだわったプリンで、能登半島地震の復興を支援する取り組みが石川県七尾市で始まりました。プロデュースするのは、住宅販売会社です。
瓶の中で2層に分かれたプリン。

上は濃厚な滑らかさ、下は昔ながらの固めの食感と2つの食感が楽しめます。このプリンを考案したのは、群馬県に本社がある住宅販売会社の店長です。

ベースホーム石川支店・渡邉洋支店長「住宅の工事が少し震災の絡みで少なくなった時に何か地元のためにもできることがあるんじゃないかということで、私、元々お菓子作りがすごく得意だったので、昔、仕事で少しやっていたこともあったので、ちょっとやってみようかなということで考え始めた」
使用するのは能登産の卵や牛乳。地産地消にこだわることで、能登を応援したいという思いが込められています。

2024年6月から毎日、考えをめぐらせてきた渡邊支店長ですが、完成までに500個を超える試作品を作り、およそ5か月間かけてプリンを完成させました。
オンライン販売を通じて全国へ発信することで、震災を風化させたくないといいます。
ベースホーム石川支店・渡邉洋店長「能登半島地震の被害というのはどうしても風化していってしまう形だと思うので、このプリンを通して能登の復興支援を広めて、まだまだ大変な状況だと思うので」
売り上げの一部は義援金にあてるということです。