地震で動いた活断層とは別に、海底地すべりによって津波が発生した可能性

生物などが付着していないことから、崩壊してからまもないとみられ、能登半島地震の際にできたと考えられています。

富山大学の立石良 准教授や金沢大学などの研究グループは、2024年10月から12月にかけて、神通川と、庄川・小矢部川の河口の沖合で水中ドローンを使って岩盤が崩落した痕跡や、大規模な割れ目の撮影に成功しました。

富山湾では早い場所で能登半島地震の発生から3分後に津波が観測されていて、地震で動いた活断層とは別に、海底地すべりによって津波が発生した可能性が指摘されています。