石川県小松市出身のサッカー元日本代表で、ツエーゲン金沢でもプレーした豊田陽平選手が、昨シーズン限りでの現役引退を20日、地元で報告しました。
豊田選手は2004年に星稜高校からJ1の名古屋グランパスエイトに入団し、サガン鳥栖などで大型ストライカーとして活躍、リーグ戦通算98ゴールをあげました。

最後の3年間はツエーゲン金沢でもプレーし、地元愛豊かな人柄でチームを支えてきました。20日、小松市役所を訪れた豊田選手は、21年間の現役生活に終止符を打ったことを宮橋市長に報告し、「一番の思い出は日本代表に選ばれたことで、今後も石川や小松への思いを持ち続け還元できるようがんばりたい」と、今後の抱負を語りました。

サッカー元日本代表FW豊田陽平選手「一つの後悔も無くすっきり次のステージに進めるんじゃないかなという思いで、石川県人としてしっかり見据えながら自分がやるべきことやれることを模索しながら活動していきたい」
豊田選手はサガン鳥栖のクラブスタッフとして、今後もサッカーに関わっていくということです。