伝統と現代をテーマに、華道家たちによる力作が並ぶ展示会が、18日から石川県金沢市内のデパートで開かれています。

石川県金沢市の金沢エムザでは18日、「第50回北國花展『伝統と現代』」の開場式が行われました。

会場には16流派、161点の作品が並び、来場者らは、華道家から説明を受けながら作品を楽しんでいました。

また、金沢エムザ3階には特別会場が設けられ、能登半島地震で被災した池坊珠洲支部の華道家が制作した珠洲焼などを使った作品も展示されています。



被災地からの作品を見た人は「きれいな春の花が生けられ、マツなど生き生きとした花をみて元気をもらった」と感動を露わにしていました。

今年は50回目の開催を記念して、1976年の初開催からの歩みを振り返るパネルも展示されています。

「第50回北國花展『伝統と現代』」は前期が1月21日まで、後期は1月23日から26日まで開かれます。