「融雪ができない」 液状化の被害の大きな内灘町で心配なことも
一方、今後まとまった積雪が見込まれる中、被災地では懸念もあります。地震による液状化の影響で道路に亀裂が入るなどの被害に見舞われた内灘町では、除雪車を走らせるため、道路の仮復旧が進んでいます。

住民「今まですごく道路がうねっていた。除雪のために復旧してくれたけど、私としては道路が真っ直ぐになったことがうれしい」
ところが…。
記者リポート「内灘町では地震の影響で、道路の融雪装置が一部の道路で停止しているということです」

内灘町によりますと、地震により融雪に使う水をくみ上げる配管が破損するなどした影響で、西荒屋などを通る町道あわせておよそ9キロにわたり、融雪装置が稼働できない状況となっているということです。
地元住民「雪降ったら除雪車を稼働させるしかない。あとは自分たちのところは自分たちで除雪する。雪が降らないことを願うだけ」
融雪装置の復旧のめどは立っておらず、住民にとって不安な日々が続きそうです。