公務員に冬のボーナスが、10日、支給されました。
石川県の一般職員の平均支給額はおよそ74万6000円で、前年の冬と比べると5.3パーセントの減少となりました。

県人事課によりますと、管理職を除く行政職の一般職員のボーナス支給は給与の2.25か月分、平均で74万6000円でした。2023年の12月より4万2000円少なく0.05か月分減少しました。

これは民間企業の水準と格差を縮めるため引き上げた支給額を、2023年は12月にまとめて配分したのに対し、2024年度は6月と12月に均等に分けたたたためで、年間での支給月数は、前の年度と変わっていません。

一方、10月には、県の人事委員会がボーナスを0.1か月分引き上げる勧告書を馳知事に提出していて、開会中の県議会定例会で承認されれば、差額分が支給されます。

特別職では馳知事に2023年より6万5000円余り少ない、およそ224万円が支給されます。

このほか、県議会の善田善彦議長は知事と同じくおよそ224万円、議長・副議長を除く議員1人あたりの平均支給額は192万円となっています。