川底に堆積した土砂の除去など、河川工事が進む
9/21に大規模な氾濫を起こした鈴屋川は、その後流木の撤去が完了し、川底に堆積した土砂の除去工事に入りました。

崩壊した護岸には土嚢が積まれ、少しずつ堤防としての機能を備えているように思います。
少しの雨でも氾濫の危険にさらされていた9月~10月に比べると、大きな変化です。

川底に堆積した土砂の撤去は、堤防側から降り口を作り、重機が直接入る方法で進められ、堆積した土砂が日に日に減っていく様子を、五里分新橋に設置されたライブカメラで日々頼もしく拝見させていただいておりました。
粟蔵地区に復旧業者の拠点が出来、重機の数も増えたことで、鈴屋川は、川底が見えるまでに復旧が進められております。
今後は、上流部分の崩壊した堤防などの補強が進められることと思います。
また、今後の降雪に備えて、ボランティアのみなさまによる側溝や流雪溝の泥出しも進められています。
特に広域での床上浸水の被害があった町野町粟蔵地区では、たくさんのボランティアの方による作業が休みなく続けられています。
家屋の泥出しや洗浄のほかにも、復旧作業が必要な場所は多く残されているのです。
まだ終わりの見えない、途方もない作業が、たくさんの方の力を借りて日々続けられています。