「まちのまんなか」もとやスーパー、仮営業からの復活へ
そんななか、たくさんのボランティアのみなさまのお陰で、明るいニュースが生まれました。
なにもかも失ったといっても過言ではないほどの甚大な被害を受けた「もとやスーパー」さんが、本格的な営業再開に乗り出したのです。

11/11、もとやスーパーさんが仮営業を再開しました。
これまでは物資の受け入れや炊き出し積極的に受入れ、地域のみなさまを支える拠点となっていた町野町唯一のスーパーの復活は、奥能登豪雨からのフェーズの変化の現れでもあります。

地元での買い物出来ることのありがたさを、改めて感じる日となったのではないかと思います。
宿泊用にテントや布団、暖房器具も店内奥に設置され、ベースキャンプとしての機能を備えたもとやスーパーさんでは、八伸化成株式会社さんの協力を得て、新たに「バス停マグネット」の取り扱いもはじめました。
ボランティアの方へのお土産にと考えていたのですが、思いのほか町野町の方からの反響が大きく、その人気は、新たに注文をいただくほど。

進学や就職で地元を離れているご家族へのプレゼントなどに選ばれているとお聞きしました。
11/30には復活オープンを控えたもとやスーパーは、ライフラインの復旧が進められ、先日には電気工事が入り、電気の復旧が叶いました。これまでは日没後は発電機を使っていましたので、店の周りがさらに明るくなることと思います。
『奥能登豪雨』の発災から2ヶ月、これまでに全国から町野町に駆けつけてくださったボランティアのみなさまの数は、9/28立ち上げのまちなじボラセン(東陽中学校)だけで、延べ2500人を超えました。
町野町の人口は、約1779人(2024年11月現在)ですので、人口を超える方々が町野町のご支援に訪れてくださったことになります。
これだけたくさんのみなさまのご支援、お力添えがあったからこそ、今の町野町の姿があるのです。