国土交通省能登復興事務所によりますと、21日午前9時半ごろ、輪島市門前町の国道249号「中屋トンネル」付近で土砂崩れが発生し、地震からの復旧工事にあたっていた作業員4人と連絡が取れなくなっています。
中屋トンネルの出口はいずれも大規模な土砂崩れが発生していて、消防によりますと、午後5時現在、トンネルの中で作業員およそ20人ほどが取り残されているということです。
国土交通省が警察と消防に救助を要請しています。

中屋トンネルは能登半島地震で内部のコンクリートが崩落し、通行止めが続いていましたが、国交省などが復旧作業を進め、今月25日に地元住民に限って片側交互で通行が再開される予定でした。