大相撲夏場所で史上最速の幕内初優勝を果たした大の里。8日、地元・津幡町で凱旋パレードが行われ、町民が郷土出身力士の活躍を祝いました。

2万5000人が沿道に「感動をありがとう」

地元のスーパースター大の里を一目見ようと多くのファンが駆け付けた津幡町。大の里の顔がいくつも入った服を着た親子も。

親子は…
「連続優勝目指して頑張って欲しいので(服を)気合入れて作りました」
「着ているとすごく目線を感じる、恥ずかしい」

そして午後4時半、大の里が姿を見せると町民からは温かい拍手が送られました。

大の里
「これからパレード始まるので緊張しますけど、よろしくお願いします」


沿道の人は… 
「おめでとう!」「感動をありがとう!」

生の大の里を見て「きゅんってかっこよく思ってしまった」

夏場所で優勝し、新関脇に昇進した大の里。7日は二所ノ関親方とともにオープンカーに乗り祝賀パレードに臨みました。

町出身の力士を祝うために駆けつけたのはなんとおよそ2万5000人と津幡町の人口の半数を優に超える人数、そして、地元ならではのこんな声援も。


沿道の人は…
「泰輝ー」「泰輝ー」

友人たちから本名の「中村泰輝」で呼びかけられた大の里はたまらず頬を緩めます。たくさんの黄色い声援に包まれながら町内およそ1キロの区間を凱旋しました。

沿道の人は…
「興奮しすぎて生で見たのか携帯のカメラで見たのか?って感じ」
「オーラが違った、大きく見えた」
「本当ヒーローみたいにかっこよかった」
「初めて見たから急にきゅんってかっこよく思ってしまった」

大の里
「思い出のある道をこうやって優勝パレードで通ることができて本当に感慨深いものがあったし、びっくりした。名古屋場所も応援よろしくお願いします、ありがとうございました」


今月14日から始まる名古屋場所へ意気込んだ大の里。地元の声援を胸にさらなる活躍を誓いました。