倒壊家屋、土砂崩れが多数、道路も条件付きで通行可能に
町野町は倒壊家屋が多く、町野平野を囲む山地では土砂崩れが多数起こっております。通行することができなくなった道もあれば、啓開により、地元の人や工事の方に限りという条件つきで通行が出来る道もあります。

輪島市町野町金蔵の仮設道路 写真提供:町野町の有志の方

その道も山の斜面は倒木などがまだ折り重なったまま。決して安全とは言い難い状況であることがわかります。それでも、国道249号が大規模崩落で通ることができない今の状況では、公共交通機関も利用する大切な道なのです。

町野町では、少しずつ道の舗装が進み始めました。アスファルトが剥げ、段差や砂利だらけの道もまだ多いですが、舗装された道路が出てきたことで、次の順番がここにくるかもしれないという希望が持てるようになってきております。

輪島市町野町鈴屋の道路 舗装前(左)舗装後(右) 写真提供:町野町の有志の方

町野町は、学区が広いため、中学生は舗装が剥げて砂利だらけの道を自転車通学で毎日通ります。せめて通学路を中心に整備を進めていただけるよう、願っております。