能登半島地震による揺れや津波による被害で休業を余儀なくされていた石川・能登町の観光交流施設「イカの駅つくモール」が営業を再開しました。連日、大勢の買い物客でにぎわっています。
日本百景の一つ能登町の九十九湾に2020年にオープンした「イカの駅つくモール」

元日の地震で、護岸など建物周辺は損傷し、さらに津波により店舗の中まで浸水するなど大きな被害を受けました。
イカの駅つくモール・林生一郎駅長「これが津波の跡で、九十九湾から襲ってきた」

当初は再開の見込みが立たなかったものの、待ち望む地元の人たちの声に背中を押され、地震から3か月あまりがたった8日、99日ぶりの営業にこぎつけました。
店内では小木港で揚がったスルメイカの加工品や能登の地酒など地元の特産品の販売がはじまり、オープンと同時に大勢の買い物客が訪れていました。

金沢から訪れた客「嬉しいですね、やっとここまでできればレストランもやってほしいですけど」「とろろ昆布を買って。応援になればと思って」