「ボクらもやれる」立ち上げた“復興応援隊”
この3月で県職員を退職する杉野さんですが、能登半島地震後、災害ボランティアが足りていない状況を変えたいと、1月10日に住宅の応急修繕などを行う「黒島復興応援隊」を自ら立ち上げました。
杉野さんの活動に全国のボランティア団体が「力を貸したい」と集まりました。
黒島に住む住民から困っていることを1人1人聞き出し、毎日、ボランティアとともに災害廃棄物の処理などにあたっています。
災害廃棄物の運び出しを手伝ってもらった中谷まみこさん(63)は、「もちろん助かります、私たち夫婦だけではとても全部片づけるなんて無理ですから。杉野さんの一声でみんなが集まってそれが今黒島の支えになっています。」と話しました。
「復興全体の流れが頭にある」今に生かす東日本大震災の経験
ボランティアが1日に活動できる時間はおよそ6時間。
作業の采配も隊長である杉野さんの役目です。
的確な優先順位が求められます。
黒島復興応援隊のミーティングでは、「完全に家これぐらい傾いていて…明らかに取り壊し案件やしやらなくていいと結論つけました。ご本人にも了解をいただいたので。」と、作業に取り掛かる前の話し合いが行われていました。
ここでも、東日本大震災での経験が生きているといいます。
「復興全体の流れとしてどういう人たちがどんな動きをするか、行政はどういう動きをして社会福祉協議会がどんな動きをしてボランティア団体もいて、医療系の人たちがどういう人がいてみたいなところがなんとなく頭にあって自分たちとしてはどこからも待っていたら支援が入らないだろうというタイミングや場所・分野で動いていけたら」(杉野智行さん)











