(1)「冷えた部屋」→ 「熱気こもる廊下」への移動は要注意!風通しの確保を

日常生活における「要注意シーン」と「予防策」を田中氏に聞きました。

一つ目は、「冷房の効いた室内」から「熱気がこもるトイレや廊下」へ移動するタイミングです。

トイレや廊下に窓がある場合は、あらかじめ窓を開けて風通しを良くし、室内の熱気を逃がしておきましょう。また、移動する前後に水分補給を行うことで、脱水による血圧の変動を防ぐことができるということです。

窓がない場合は
▼トイレのドアを使用時以外は全開にしておく
▼小型の扇風機・サーキュレーター・換気扇を回しておく

といった対策も有効だといいます。

大切なのは「風の通り道を作る」こと。お住まいの自宅の間取りや状況に合わせて対策してみてください。

また、一戸建て住宅の場合、断熱性能が弱ければ「2階のほうが10℃も暑い」という家も。その場合、例えば1階の涼しいリビングから2階の暑い寝室で就寝するなどの生活スタイルにもヒートショックの危険があります。

田中氏は、可能であれば1階に寝室を移動することが理想だとしたうえで、それが難しい場合は以下の対策を推奨しています。

▼カーテンを閉めておく
▼窓を対角線上に開けて風の流れを作っておく
▼ベランダがあれば「打ち水」をする など