大切なのは生産者への「興味と敬意」

今回の新スイーツの原料は、アジア最大のカカオの産地といわれるインドネシア・スラウェシ島産で、年々質の高いカカオができているという。

元々は、新技術導入のきっかけとなった京都のクラフトチョコメーカーが、長年、現地で栽培や発酵技術などを指導し、品質を上げることで生産者の生活を向上させるという大きなサイクルを目指し進めてきたプロジェクト。

その活動に春田社長が共感し、加工業者として関わったことから、今回のカカオスイーツが誕生することになった。春田社長が、大切にしている言葉は、生産者への思いを込めた「興味と敬意」。創業当初から持ち続けている。   

インドネシアのカカオ加工場(中央が春田社長)

■春田聖史社長
「私は食材に対して、そしてそれを作ってくれた生産者の人たちに対しても“興味”があるし、“敬意”があります。生産者の思いを一緒に分かち合い、このスイーツを味わっていただくことで、インドネシアのカカオ農家の人たちが一歩でも前に進むことにつながっていければと思っています」