高知県内の量販店で去年行われた、食品ロスの削減やフードバンク活動の支援につなげる取り組みで、およそ56万円の寄付金が集まり、10日、支援団体に贈られました。
食品ロスの削減や、規格外食品などを引き取る「フードバンク活動」を支援しようとサンプラザが行ったこの取り組み。
313ある対象商品を購入すると、1つの商品につき1円が寄付されるという仕組みです。去年11月からおよそ1か月半、県内の全ての店舗で実施し、およそ56万円が集まりました。
おととしより寄付金が多く集まっていることからサンプラザは「食品ロスへの関心が高まっているのではないか」とみていて、今後も食品会社などと協力して活動を続けていきたい考えです。
(サンプラザ商品部 長山真也 部長)
「店舗に行ったとき親子で娘が高校生の方が「SDGsのことやってるね」ということも店で直接耳にする機会もあった。社会的課題である食品ロスをなくしつつ地元の企業と一緒に活動を続けていきたい」
寄付金は県内の食に関する3つの団体に贈呈され、食品ロス削減やフードバンク活動に役立てられます。