新型コロナワクチンの秋接種が始まる中、全国知事会でワクチンチームリーダーを務める濵田高知県知事とワクチン製造会社の幹部が現状や課題について意見を交わしました。
濵田知事と意見を交わしたのは新型コロナワクチンを製造するモデルナ社の日本法人の幹部です。8月29日、濵田知事が全国知事会で政府に対し、ワクチン接種を円滑に進められるよう緊急提言を行ったことを受けて訪問しました。濵田知事は今回の秋接種について、「国から配分されるワクチンの数が前回の接種実績の半分にも満たず、ワクチンの供給が追い付いていない」ことや、「ワクチンの余分な廃棄を減らすために、一瓶当たりの容量を少人数に対応したものにしてほしい」ことなどを伝えました。
これに対し、日本法人の幹部は、「国からの要望があれば十分に供給できる」と応じました。
(モデルナ・ジャパン 長山和正 取締役)
「実際にどういった形・タイムラインでという声をもらって、我々は要望があればそれに対応できる準備をすることが一番メーカーとして重要だと思っている。緊密に高知県の皆さまと意見交換を継続したい」