障がいがある人たちが職場や学校で培った技能を競う「アビリンピック高知大会」が高知市で行われました。

「アビリンピック」は障がい者の職業能力の向上や雇用の促進を図ろうと、毎年、全国各地で行われています。高知大会は2000年から始まり、今年は県内の特別支援学校や就労移行支援事業所などで技能を磨く障がい者およそ50人が参加しています。1日は5競技7種目が行われ、ワードやエクセルを使った入力作業の正確さや、清掃作業・接客サービスの技術などを競いました。

■独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構高知支部
 高齢・障害者業務課 笹山秀昭課長
「障がいをお持ちの方が目標に向けて頑張るように、それにはやはり自分の思い通りできなかったり難しかったりという部分があるがチャレンジングな部分を評価して取り組むように社会の中で考えていければと思う」


今月8日にはパソコンを使ってポスターやチラシを作る競技も行われ、各競技で金賞を受賞した人は11月に愛知県で行われる全国大会に推薦されます。