新型コロナの先週の感染状況が公表されました。増加傾向が続いていて、増加幅も大きくなっています。
高知県によりますと6月5日から6月11日までの1週間に新型コロナと診断された患者数は153人で先週より45人多くなりました。指定された1医療機関あたりの患者数は3.48となっていて増加傾向が続き増加幅も大きくなっています。
入院している患者は47人で重症はいません。年代別では10歳未満が34人、10代が22人、70歳以上が28人などとなっています。
保健所管内別では、須崎で減少していますが幡多、中央西で急増、安芸で増加しています。
県は、「全体的に増加していて、これから急拡大する可能性もある。インフルエンザの広がりも収まっておらず、学級閉鎖をしている学校もあるため、咳などの症状がある場合はマスクを着用するなど基本的な感染防止対策を行ってほしい」としています。