大阪府出身の画家「ミロコマチコ」さんが、3日に高知市のアパレル販売店でライブペインティングを行いました。会場は幻想的な雰囲気に包まれ、訪れた人たちが作品作りに見入っていました。
高知市のジーンズファクトリー卸団地店で行われたライブペインティング。披露したのは、伸びやかな作風で動物や人物を描く大阪府出身の画家、ミロコマチコさんです。ジーンズファクトリーの店舗の一部で、作品が常設展示されていることから今回の企画が実現しました。
幅4メートル50センチ、高さ1メートル80センチの板に、およそ15種類の絵の具で絵を描いていくミロコさん。
音楽や自然、子どもの話し声などを感じとりながら作品を制作していて、その絵は常に変化していきます。
会場にはファンや買い物客らおよそ100人が集まり、その世界観に圧倒された様子でした。
(参加者)
「いつの間に出来上がってきたかがすごい不思議な感じでした」
「非日常の感じが味わえて楽しかったです」
(ミロコマチコさん)
「これからも目に見えないもの、何かの気配だったり、風が強いからこれから雨が降るのかなとか、そういう時に見えてくる小さな生き物が私にはたくさんいるので、それを捉えながら心を映し出す作品を作っていきたい」
ライブペインティングの後、サイン会も開かれ、ミロコマチコさんはファンとの交流を深めていました。会場で描かれた作品はジーンズファクトリー土佐道路店に展示される予定です。