新型コロナウイルスについてです。5月8日の5類移行に伴い、高知県からの感染状況の公表は「週に1度」となりました。17日、変更後初めて公表され、県全体で見ると増加傾向となってます。

新型コロナの5類移行に伴い、県内では指定された44の医療機関が1週間分の患者数をまとめて届け出る方式に変わりました。感染状況については、月曜日から日曜日までの人数が翌週の水曜日に公表されることになっています。

県の公表によりますと5月8日から14日までに定点医療機関を受診し新型コロナと診断された患者数は56人となり定点、つまり1医療機関あたりの患者の報告数は、1.27となりました。前の週の0.82より増加していますが、県は従来の「感染観察」のレベルに留まっているとみています。

入院している人は17人で重症の患者はいません。年代別で見ると、10代が15人40代と70歳以上で10人などとなっています。

保健所管内別で見ると前の週と比べて安芸と中央東で急増、中央西、須崎で増加しています。また、他の感染症のように警報・注意報を発表する指標については、現在国が検討中だということです。