高知県仁淀川町では3軒の住宅の敷地内に作られたバラ園が見ごろを迎えています。3つのバラ園でそれぞれ違った特徴を楽しむことができます。

仁淀川町竹ノ谷(たけのたに)では近所同士の3軒の住宅が敷地内でバラを育てていて、毎年この時期に見ごろを迎えています。

山尾貞子さんのバラ園(高知・仁淀川町)

このうち山尾貞子(やまお・さだこ)さんのバラ園ではおよそ250種のバラの花が楽しめます。バラのアーチの支柱には通常金属のものが使われますが、こちらは木製です。去年12月の大雪で支柱が倒れるなどしてバラの数は例年の8割ほどですが、山尾さんの感性溢れる手作りのバラ園は圧巻です。

山尾貞子さん

▼山尾貞子さん
「いつもお世話になっている方に助けてもらって何とか支柱を立て直してもらったりしたやっと5月のあれ(GW)にこぎつけた感じ体が続く限りは続けていきたい」

山中喜代子さんのバラ園(高知・仁淀川町)

こちらは山中喜代子(やまなか・きよこ)さんのバラ園。イングリッシュガーデンの要素が盛り込まれていて、バラとその他の草花とのコラボレーションを楽しめます。今年は新型コロナの影響が落ち着き始めているため、これまで来園を控えていた人が県内外から大勢訪れているといいます。

山中喜代子さん

▼山中喜代子さん
「今年は5月前からそれこそ4月に松山から何人もおいでて「まだ全然だめですよ」と言って「1か月早かったですね」(コロナ禍で)遠慮して行かれんか名という感じで思われてただから(今年は)とても喜んで見て頂いている」

伊藤和之さん・細美さんのバラ園(高知・仁淀川町)

最後は伊藤和之(いとう・かずゆき)さんと細美(ほそみ)さんのバラ園。元々は茶畑だった場所にピンクや赤を中心としたバラがおよそ250種植えられていて、高低差を生かしたバラの共演は彩り鮮やかです。

どのバラ園も鑑賞は無料で楽しむことができます。ピークは今月10日から15日ごろまでになりそうだということです。