粒が大きくて甘く高級イチゴとして取り引きされている「おおきみ」の収穫が高知県黒潮町など幡多地域の生産地で最盛期を迎えています。
こちらが大粒で糖度が高くて香りが良いハイブランドのイチゴ、「おおきみ」です。

JA高知県幡多地区の中村支所おおきみ部会に所属する黒潮町、四万十市、宿毛市の9軒の生産者が合わせておよそ100アールのハウスで栽培しています。
黒潮町蜷川の金子光さんのハウスでは26日、赤く色づいた大粒の実が丁寧に摘み取られていました。先月下旬から収穫を続けていてこれから3月にかけてが最盛期です。

(JA高知県幡多地区 中村支所 おおきみ部会 金子光 副部長)
「今年は比較的順調に栽培できてるので去年よりも収穫できてます。おいしいイチゴを味わってもらいたいと思います」
収穫したイチゴは各生産者が大きさ別に箱詰めしてJA中村支所に納品し形や重さ、色つやなどの検品を受けます。高級イチゴとして出荷され国内では主に百貨店などが取り扱っています。ほかにも、シンガポールなど6つの国や地域に輸出されています。去年の出荷量は合わせておよそ12トンで、「おおきみ」部会は安定して供給するため生産者を増やしたい考えです。
