SNSを悪用し、嘘の投資話や恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る詐欺の被害額が5億円を超えました。

県警によりますと、高知県内ではSNSを悪用して嘘の投資話をもちかける投資詐欺や、恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取るロマンス詐欺が増えているといいます。
2025年に入ってからすでに49件の被害がでていて被害金額は5億円を超えました。

被害者は、50代と60代が14件と最も多く、次いで、40代が9件です。70歳以上や20代にも被害者はいて幅広い世代の人が被害にあっているということで、県警は「知らない相手からの投資話などのメッセージは信用しないでほしい」と呼びかけています。

また、2025年の上半期に発生した特殊詐欺の件数も2024年より33件増加し、被害額も1億5000万円以上増えているということです。県警は特殊詐欺に関しても「お金を振り込めと言われたときは一旦誰かに相談してほしい」と呼びかけています。