サッカーJFL高知ユナイテッドSCが2023年、始動です。新メンバーとともに今シーズン初めての練習を行いました。
11日に高知市で、今シーズンの初練習を行った高知ユナイテッドSC。赤星魁麻選手、稲積大介選手、藤崎将汰選手らレギュラーとして活躍した選手が他チームへ移籍しましたが、Jリーグなどから新たに14人が加入。吉本監督も期待を寄せています。
(吉本岳史 監督)
「今年の平均年齢は24、25歳。フレッシュで若い選手が多いので若さを生かしたサッカーをしたい。若いからこそチャレンジできる、どんどん自分の強みを出してほしい」
なかでも注目は高知市出身の佐々木敦河選手。高校時代は明徳義塾でプレーし、全国高校サッカー選手権でベスト8まで勝ち進みました。
(佐々木敦河 選手)
「6年間高知を離れていたので地元でプレーできるのは、込み上げてくるものがある。ずっと“Jがない県”と言われていて、自分が入って目指せることは誇りに思うので、今年上がれるように頑張りたい」
また、J1浦和レッズから福島竜弥選手、J2東京ヴェルディから宮本優選手など、Jリーガーも出場機会を求め移籍しました。
(宮本優 選手)
「(監督・GMから)J3に上げたいという強い思いを感じて僕もその一員になれたらと思い移籍を決めました」
(Q.きょうはソフトボール場で練習。環境の差は?)
「自分が思っていた以上に『こういうところで練習するんだな』というのは正直ありますが環境を言い訳にせずに芯を持ってやっていきたい。本気でJ3に上げたいという強い思い、自分自身も成長したいという思いで高知に来たのでその思いはプレーで表現していきたい」
昨シーズンは、16チーム中11位でJFL残留となった高知ユナイテッドSC。今年もサポーターとともにJリーグ入りを目指します。