高知龍馬空港の新ターミナルビルの起工式が行われました。出入国審査場が設けられ「高知らしさ」を感じるデザインとなりそうです。

高知龍馬空港東側の土地に、主に国際線に対応するために建設される新たなターミナルビル。29日、高知県や工事関係者らが集まり、起工式が行われました。総事業費は36億円あまり。建物は鉄骨の3階建てで、国際線の使用を想定して出入国審査場も設けられます。県産の木材を使って「高知らしさ」が感じられるデザインになる予定で、11月から、本格的な工事が始まります。

(三宝工務店 杉原庄二 社長)
「立派に仕上げたいと思っております。轟組の社長が今まで空港関係(の工事)をやっておられるのでJV(共同企業体)を組んで心強いです」

(轟組 吉村文次 社長)
「(利用客に)喜んでいただきたいです。どんどん高知へ来ていただきたいです」

(県 交通運輸政策課 藤田直 企画監)
「県民、県外・海外から来られるお客様の集まる拠点になりますので、親しんでいただけるビルになればいいなと思います」

新ターミナルビルは再来年、2027年春の供用開始を予定しています。