魚の魅力を知ってもらおうと高知県香美市の中学校で出前授業が行われました。山間部で暮らす児童、生徒が県産カツオの藁焼きタタキづくりに挑戦です。
香美市物部町の大栃中学校で行われたのは「お魚出前授業」です。県学校給食会や量販店を営む土佐山田ショッピングセンターなどが協力して開き、生徒と大栃小学校の児童あわせておよそ30人が参加しました。28日に水揚げされた県産のカツオをさばく時、プロの技に見入る子どもたち。


藁焼き体験では。
「熱い!」
「熱くない」
「腰を落として」

(中学1年生)
「自分でやってみたら、迫力がすごかったです。結構熱くて顔に来る感じで。今すぐかぶりつきたいくらいですけど」
(中学2年生)
「熱かったし重かった」
(小学5年生)
「結構いい匂いだった」
タタキを切ったり盛り付けたりする作業も子どもたちが担当します。

(小学5年生)
「最初の(柵)の先っぽが上手く切れなくて崩れてしまったから難しかったです」
子どもたちはできたてのタタキを口いっぱいに頬張っていました。

(中学2年生)
「すごくおいしくてめっちゃ(早く)食べちゃいました。実際にやってみて熱かったのですごく大変なんだなということを知りました」
(小学4年生)
「きのうまで生きていたカツオが1日でこんな形になってちょっとびっくりして楽しかった」
(大栃小学校 沖野夏実 栄養教諭)
「すごく新鮮なものを見せていただいたのは、子どもたちにとって良い経験・思い出になったと思います。さばくのを見るのも初めての子たちがいっぱいいたので、この経験で自ら魚を食べることを選んでもらえるといいなと思います」

山あいの地域で暮らす子どもたちが、県産の海の幸に舌鼓を打ちました。

 
   
   
  








