高知県総合教育会議が開かれ、長時間勤務が課題の教職員の働き方改革について議論されました。

(高知県 濵田省司 知事)
「新しい段階の学校教育のあり方について、議論し展開していく必要がある状況になっている」

県総合教育会議は県の教育や方向性を協議するものです。教職員の働き方を巡っては全国的に長時間勤務が課題となっていて、政府は目標として令和11年度までに教職員の時間外勤務を月平均で30時間程度に削減するため、各都道府県教委に計画を策定するよう通知しています。委員からは「計画が策定できたとしても実際にするとなるとハードルは高い」などの意見が出ていました。

(県教育委員会 今城純子 教育長)
「ただ事務削減ではなくて先生にとっても心身ともに健康で失敗を恐れず、先生も成長・挑戦していける安心の土台を築いていくことが高知県の魅力でもあるし、教員になろうという人を増やすことにもつながる」

県総合教育会議は次回2026年2月に開催予定です。