高知県内で製造された食品を全国から訪れたバイヤーにアピールする商談会が高知市で開かれました。
この展示商談会は、首都圏など大都市に向けた県産品の販路の拡大が目的で、県と県地産外商公社が2009年から開催しています。2025年は県内の食品加工メーカー126社が出展。14社が初めての参加です。会場には東京や大阪を中心とした百貨店、飲食店など56社からバイヤーが集まりました。主に文旦を取り扱う「土佐文旦産直協同組合」は形が悪くなったB級品をシロップやジュレなどの加工品にしていて、お酒に入れる使い方などを伝え、商品をPRしていました。

(土佐文旦産直協同組合 藤田歩さん)
「高知、やっぱりユズが人気なんですけど、文旦ってところもまだ全国的に認知度が少ないので、どんどん文旦を発信して展開していきたいと思い出展しました」
(初の参加者)
「(商談会には)高知ならではのものがいっぱい。知らないものとかも見ることができて勉強と参考になります」
県は、「国内だけでなく、海外にも販路を拡大していきたい」としています。










