辛かった体験をもとに“二刀流”アーティストに

幼少期の重度のアトピー性皮膚炎との闘い。その経験が原動力となって、マーシーさんは今、画家と講演家、“二刀流”の人生を歩み始めている。

マーシーさん
「今は、『アトピーを経験して良かった』と、心の底から思えるようにまでなりました。その経験があったからこそ、人が抱えている辛さが数倍わかるし、こうして表現することで発信できる。僕には伝える“使命”があると思うんです」

マーシーさんのもとには自治体や学校などから講演依頼が来るようになり、病の経験を交えながら、自分のやりたいことを見つけることの大切さや、誰にでも可能性があることなどを訴えている。

講演活動をするマーシーさん

マーシーさん
「僕が自分の“好き”を見つけ、貫いていることで人生が変わったように、これからは誰かの“好き”を見つけるお手伝いをしたいと思います。『人生は変えられる』、『可能性は無限大』なんです」

最後に、マーシーさんが今、大事にしている思いを「絵」で表現してもらった。

燃えるような「心」の文字。じっくり向き合うと「魂」「挑む」「輝く」など前向きなメッセージが目に飛び込んでくる。

彼はこれからも、絵と言葉で、「希望」のメッセージを発信し続けていく。