サッカーJ3高知ユナイテッドSCはホームでツエーゲン金沢と対戦し、1ー1で引き分けました。サッカーJ3はこの第20節からシーズン後半戦に入ります。

高知ユナイテッドSC(10位・勝ち点24)はホームでツエーゲン金沢(8位・勝ち点25)を迎え撃ちました。

高知は3月の第4節で金沢に2ー1で勝利し、クラブJリーグ初勝利を挙げていて、シーズンダブルを狙います。

高知は前節から3人先発を変更。キャプテンの小林大智(こばやし・だいち)と高野裕維(たかの・ゆうい)が先発復帰、直近のホーム戦で決勝点を挙げた金原朝陽(かねはら・あさひ)がスタメンに名を連ねました。

一方、金沢は今シーズンJ3で5ゴールを挙げているFW土信田悠生(としだ・ゆうせい)などが先発、J1経験豊富でJ3で6ゴールを挙げているFWパトリックはベンチスタートです。

試合は前半1分、高知はにコーナーキックのピンチを迎えます。金沢の西谷和希(にしや・かずき)のキックに山本義道(やまもと・のりみち)にヘディングで合わせられ、金沢に試合開始早々先制を許します。【高知0ー1金沢】

17分には金沢の大澤朋也(おおさわ・ともや)と高知GKアルナウが1対1になりかけますが、高知のキャプテン小林大智がスライディングし、シュートを打たせません。

27分、金沢の西谷にクロスを挙げられると、土信田がヘディングシュート。シュートは枠内に飛ばず、高知は難を逃れます。

高知はその後も攻撃の形を作ることができず、前半を1点ビハインドで終えます。

後半開始のタイミングで高知は金原に代えて水野颯太(みずの・はやた)をピッチに送ります。

後半10分、高知は新谷聖基(しんたに・まさき)↓東家聡樹(とうや・としき)とつなぎ、東家のパスに敵陣右サイドに抜け出した三好麟大(みよし・りんた)がシュートを放ちますが相手GKにキャッチされます。高知は、これが初めてのシュートになりました。

19分、高知は新谷と東家に代えて杉山伶央(すぎやま・れお)とジョップ・セリンサリウを投入し、前線のメンバーを変えます。

すると後半30分、高知は敵陣右サイド上月翔聖(こうづき・しょうせい)のサイドチェンジのパスを受けた左サイドの水野が相手DFをドリブルではがしクロスをあげると、前線に残っていた小林大智がヘディングシュートをゴールへ突き刺し、同点に追いつきます。【高知1ー1金沢】

その後高知は攻撃の圧力を強めて金沢ゴールに攻めかかりますが、逆転することはできませんでした。1-1で引き分け、勝ち点1を分け合いました。【試合終了高知1-1金沢】

高知は次の試合、7月19日(土)、アウェーでカマタマーレ讃岐とのダービー、絶対に負けられない“土讃戦”を迎えます。5月に行われたホームでの土讃戦は高知が0-2で敗れていて、高知にとってリベンジマッチとなります。