7月7日の「七夕」にあわせて、高知県四万十市の高校生たちが、自作した“オリジナル浴衣”をお披露目し、販売実習を行いました。
浴衣をお披露目したのは、幡多農業高校生活コーディネート科の3年生20人です。学校では、生活コーディネート科2年生の「衣服に関する授業」の一環で毎年“浴衣”を作っていて、4月から浴衣を製作し、11月に完成させて文化祭で展示しています。そして、3年生になった7月の七夕でお披露目しています。
今回浴衣をお披露目した生徒たちも、それぞれ自分好みの生地を選んで裁断、縫製を行い、およそ半年かけて“浴衣”を完成させました。
「七夕」である7月7日、生徒たちは、自分たちが作った浴衣を着用。浴衣に合わせた花飾りや、お揃い柄の巾着など、思い思いのアレンジを加えています。
◆生徒
「涼しい色の生地を買ったので、着ていて気持ちが良いです。手縫いの所が難しいんですけど、丁寧に仕上げました」
◆生徒
「自分が浴衣を完成させたのを、改めて実感できてうれしかったです。花飾りは緑色が好きで、夏の涼しさと好きな緑色が組み合わさるように選びました」
実習で作ったお菓子の販売も行われ、涼やかな浴衣姿の“販売員”の前には、教職員が列を作っていました。