不同意性交等の罪に問われている元中学校臨時講師の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
起訴内容によりますと中学校の元臨時講師、畠中崇良被告(29)は、2025年7月、高知市の宿泊施設の敷地内で泥酔状態の20代の女性に対し、同意しない意思を形成することが困難な状態であることに乗じて、性的な行為に及んだ不同意性交等の罪に問われています。

17日の初公判で畠中被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。検察官は「泥酔し、意識が朦朧としていることを分かった上で犯行に及んだ」「助けを求めようとする女性の手を引っ張り、電話を妨げた」などと悪質性を主張し、拘禁刑5年を求刑。一方、弁護人は「被告人は臨時講師の職を失い社会的制裁を受けた」などと主張し、示談金を支払い反省していることもふまえ執行猶予を求めました。
判決は12月24日に言い渡されます。










