高知県四万十市のトンボ自然公園で8日、吹奏楽の演奏会が開かれました。公園の魅力を広く知ってもらうための取り組みです。
トンボ自然公園では数多くのトンボや四季折々の草花を楽しむことができます。また併設する学遊館「あきついお」では国内・海外のトンボの標本や、四万十川に生息する魚などが展示されていて、地域の子どもたちが生き物について楽しく学べる場でもあります。

しかし近年、来場者が減少傾向にあることを受け、公園の認知度を上げようと幡多地域を中心に活動する吹奏楽団「ハイクラソーナ・ウィンド・アンサンブル」の演奏会が8日開かれました。

(訪れた人は)
「勢いのある曲だったりとかゆっくりした曲だったりとか、心を込めて演奏されているなと感じました」

(訪れた人は)
「楽しかった~」
「子どもと生の演奏を聴ける機会はあまりないので親子でとても楽しめました。子どもも学校で来たりもしますし、自然環境の大切さを知っていく貴重な場所だと思います」

コンサートの途中からは歌が大好きな四万十市の小中学生でつくる合唱団「ぴあ・キッズ」も加わり、演奏に合わせて合唱を披露!観客も一緒になってリズムをとったり一緒に歌ったりしながら楽しんでいました。

(ハイクラソーナ・ウィンド・アンサンブル 山本工 代表)
「憩いの場所であると同時に季節を感じ取ってもらえる大切な場所だと思うんですよ。トンボと自然(環境)というのはすごく影響があるということを勉強させてもらったので、ますますみんなのための公園であってほしいと願っています」
