高知県内のガソリン価格は、2025年1月に平均価格が「レギュラー190円」を突破し、5月に都道府県別で最高の「193.7円」となって以降、“値下げ傾向”にあります。高知市内のガソリンスタンドでは、価格に“ばらつき”が見られています。

石油情報センターによりますと、6月2日時点の高知県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり「179.2」円でした。前の週を3.9円下回り、5月19日に都道府県別で最高となった193.7円と比べ、14.5円安くなっています。

政府が、ガソリン価格を引き下げるため、元売り各社に対し1リットルあたり10円の補助金の支給を始めた“効果”とみられます。

◆給油に訪れた人
「だいぶ、楽にはなったという感じ」
◆給油に訪れた人
「以前の『190円』くらいからは下がっているけど、補助金がいつまで続くか…という不安はあります」

高知市内では、補助金によらず値下げをする店もあるなど、ガソリン価格にばらつきが出ていて、今後、他の店の動向を見ながら価格を決める状況が続きそうです。