女子ソフトボールの高知県内初の女子中学生のクラブチームが4月高知市で発足しました。競技人口増加などを目指します。
「Kochi Tamon Jr.」は、県内唯一の女子社会人ソフトボールチーム「KOCHI TAMON CLUB」のジュニアチームとして今月発足した、県内初の女子中学生のクラブチームです。チーム関係者によりますと、県内では、およそ15年前まで3校ほどの中学校で女子ソフトボール部が活動していました。しかし人口減少にともない、現在、県内の中学校で活動中の女子ソフト部があるのは1校のみだということです。「Kochi Tamon Jr.」には県内の中学生14人が所属。初心者も多いといいますが、週3回の活動を通して競技の活性化や選手の育成につなげたい考えです。
(Kochi Tamon Jr.選手)
「これだけ人数が集まって試合ができるようになったのはうれしいし、練習がにぎやかになったのが楽しい」
「女の子だけのチームだからなじみやすそうでいいなと思った。バッティングとかをちゃんと打てるようになってどんどん点を入れていきたい」
(Kochi Tamon Jr.松浦和志 代表)
「女子は特に高知県で(女子ソフトボールをやっている)学生もいない状態なので、チームを作ることによって(競技の)活性化や人口増加につながれば」
「Kochi Tamon Jr.」は、まずは、2025年夏に開かれる全日本中学生女子大会に向けて練習に励みます。