中学球児の春のセンバツ、高知県中学校選抜野球大会の決勝が30日に行われました。高知が佐川・加茂・越知連合チームに3-1で勝利し、4年ぶり22回目の優勝を果たしました。
初の決勝進出を果たした佐川・加茂・越知連合チームと4年ぶりの決勝進出となった高知が激突した決勝戦。ゲームは1回表、高知が2アウト2塁のチャンスを作ると4番・浅井瑛斗(あさい・えいと)!ライトへのタイムリーツーベースヒット。初回に高知が1点を先制します。

1-0と高知リードのまま迎えた5回表、高知は2アウト1塁2塁のチャンスで3番・谷宥和(たに・ゆうと)が左中間へのタイムリーヒットで追加点。この後、さらに1点を追加し、3-0とします。

追いつきたい佐川・加茂・越知連合は、最終7回ウラ、この回先頭の松本夢叶(まつもと・ゆずと)!

ライトフェンス際へのスリーベースヒット。ノーアウト3塁とし、反撃ののろしを上げると。ワイルドピッチで3塁ランナーが生還、3-1と2点差に追い上げます。

なおも佐川・加茂・越知連合は2アウト2塁・3塁のチャンス。しかし高知が連合チームの反撃を抑え、4年ぶり22回目の優勝を果たしました。
(高知中学校 藤村夢絃 主将)
「(優勝の瞬間は)最後、ピッチャーが粘ってくれたこともあって、危なかったところもあったんですけど、全員で守り抜けた瞬間だったと思います」
期間中は雨のため1日順延となりましたが、5日間にわたり熱戦を繰り広げた選手たち。閉会式では両チームの選手全員にメダルが贈られ、健闘を称えました。