26日の高知県内も汗ばむ陽気となりました。四万十市のトンボ自然公園では春のトンボが羽化を始めています。

四万十市具同のトンボ自然公園です。26日の午前中入り口近くを流れる小川で見られたのは幼虫のヤゴから成虫のトンボへと変わっていく“羽化”。春に活動する、「タベサナエ」です。トンボを観察している『トンボと自然を考える会』の杉村光俊さんによりますと3月20日から、順次、シオヤトンボ、タベサナエ、アジアイトトンボの羽化を確認。例年より1週間ほど遅いといいます。

26日の県内は四万十市江川崎で29.8℃、四万十市中村で29.6℃、本山町で28.1℃など10か所で、3月の観測史上最も高い気温となりました。ここ数日、気温の高い状態が続き、トンボの羽化も盛んになっているようですが、27日からは天気は下り坂となり、気温は下がる予想です。