試合後、秋田豊監督は「前半は良くなかったが、後半は『アグレッシブなサッカー』『自分たちのサッカー』がしっかり表現できた」と振り返りました。
守備面では、キャンプ中から取り組んできた「成果」を感じていた一方で「課題」もあったようです。
◆高知ユナイテッドSC 秋田豊 監督
「『ハイプレス』と『ブロック』を作ったところでの守備は、正直、そこまで危ないシーンを作られた感じはしなかったです。それは、トレーニングの中でずっとやってきていること。非常にうまいチームでも、ポゼッションしてくるチームでも、どんどん背後を狙ってくるチームでも、どこが相手でもしっかりとケアができるように、準備はずっとキャンプの時からしてきたので、その辺はうまく消すこともできましたし、そのプレッシャーで中盤でボールを取れた場面も多かったです」
◆高知ユナイテッドSC 秋田豊 監督
「ただ、うちのまだ足りないところは、そこからしっかりと攻撃につなげていくところのクオリティ。これはガンバ大阪さんに比べたら非常に低い。1回のカウンターでの宇佐美選手のゴールでも、クオリティの違いは非常に感じています」
高知ユナイテッドSC 秋田豊 監督
◆高知ユナイテッドSC 秋田豊 監督
「自分たちが『アグレッシブ』に、『能動的』に動いてやった時には、どんな相手にも結果を出すことができる。これまでのリーグ戦もそうですけど、きょうのJ1チーム相手にしても、それは『証明できた』と思います。この試合を本当に良い"教訓"にしながら、次の試合にリーグ戦に臨んで欲しいと思います」
敗れはしたものの、初の「ルヴァンカップ」の舞台で得た多くの「収穫」を手に、高知ユナイテッドSCは、3月23日(日)のJ3リーグ第6節で、ヴァンラーレ八戸と対戦します。