土佐あかうしの魅力を多くの人に知ってもらおうというイベントが26日夜、高知県高知市で開かれました。
このイベントは土佐あかうし協会が2024年から開いています。26日夜は、高知県内の畜産農家や消費者、230人以上が参加。土佐あかうしを中心に、四万十ポークやはちきん地鶏など県内の様々な食材を味わっていました。

(参加者)
「脂が甘いね!こりゃーめった!うまい!」
「年が年なんでサシが入ってると、普通の肉だと脂身がきつすぎて食べないけど(脂身と赤身の)バランスがよくていくらでも食べられます」

協会によりますと、土佐あかうしの年間出荷量はおよそ470頭。高齢化と飼料の高騰などで生産者も減少しています。ヘルシーな赤身肉の需要が高まっているなか、こうしたイベントで認知度を向上し、所得の上昇につなげたい考えです。

(津野山畜産公社 秋澤克哉 事務局次長)
「価格も上がっている、コストも上がっている状況で、とても大変な所ではあるんですけど、こうして多くの人に楽しんでもらえているのは励みになります」

土佐あかうし協会は今後もイベントを開催していきたいとしています。