2月2日は節分です。高知県南国市の神社では地元の園児たちが参加し、節分祭が開かれました。園児たちは境内に登場した鬼に豆を投げて追い払い、福を呼び込みました。

新宮神社を訪れたのは『認定こども園あとむ』の園児たちです。園では毎年、節分に合わせ神事を行っていて、31日は2歳から5歳までの園児64人が参加しました。

年長組の園児6人による巫女舞が奉納された後、古事記にも登場する厄除けの桃の木でできた弓から葦の矢を放ち鬼を追い払う「弓矢の儀」や、東西南北に豆をまく「豆打ちの神事」が行われました。

神事の後、境内に出た園児たち。福豆を握りしめ、準備万端です。

鬼にびっくりして泣き出してしまう園児も。力いっぱい豆を投げて鬼を退治しました。

(園児)
「(鬼が)怖かった」
「怖くなかったです。豆を投げたら逃げた」
「(鬼が来て)緊張した」
「楽しかった。怖くなかった」
「心の中の悪い鬼でていけーって」

(Q.どんな1年にしたい?)
「みんなと楽しく過ごしたいです」

境内には福の神も登場し、笑顔が戻った園児たち。みんなで1年の幸せを願っていました。