2025年から、新たな舞台・J3で戦う高知ユナイテッドSC。2月の開幕を前に高知県黒潮町でキャンプをスタートしました。
雪の中始まった、Jリーグチームとして初のキャンプには、秋田豊新監督のもと32人の選手が参加しています。

歓迎セレモニーでは大西勝也町長が「さらなる高みを目指してほしい」とエールを送り、町や観光協会などから黒潮町産のイチゴとチリメンジャコが贈られました。

高知県内では、試合と同じ広さのピッチで練習できる環境が少ないといいます。キャンプを行う西南大規模公園はフルピッチの環境のため、選手たちはピッチを広く使いながらパスやシュート練習を行いました。

黒潮町出身の選手もいます。ゴールキーパーの井上聖也選手。Jリーガーとなり、故郷に錦を飾りました。

(黒潮町出身 井上聖也選手)
「去年とは違って、今年Jリーグに昇格してこの地に帰って来ることができたので、すごくうれしく思っています。この地元でJリーガーになれたっていうことがすごくうれしいです。やっぱりピッチに立って戦う姿を見せたいと思っています」

(高知ユナイテッドSC 秋田豊 監督)
「1シーズン戦い抜けるだけのフィジカルトレーニングと戦術理解をみんなにしてもらいたい。みんなに感動を与えるような、自分の力を最大限にだすということが一番大事だとおもっている。そして目指すところは一つしかないです。優勝を目指したいと思います」
明治安田J3リーグ高知ユナイテッドSCの初戦は2月16日、栃木SCと対戦します。Jリーグの舞台に向けて戦いはもう始まっています。