子どもたちが個性を大切にしながら自律と共生を学ぶ「イエナプラン教育」の講演会が、6日高知県高知市で開かれます。イエナプランの普及に努めるオランダ在住の研究家が濵田知事を訪れました。

知事を訪ねたのは”イエナプラン教育の日本での第一人者“と言われるリヒテルズ直子(なおこ)さんと、高知県内で「イエナプランスクール」に認定されている芸術学園幼稚園の関係者です。

イエナプラン教育とは、子どもたちの個性を尊重しながら自律と共生を育む教育モデルで、リヒテルズさんは、イエナプランが広がったオランダで教育制度などの研究を重ねてきました。

リヒテルズさんは濵田知事にイエナプランができた経緯や制度を導入している学校などを紹介し、改めて「教育のあり方を考えるきっかけになれば」と話しました。

(オランダ教育研究家 リヒテルズ直子さん)
「今の世の中は答えがないことばかり。自分でクリエイティブに考える力が必要。だから答えがないかもしれないが問いかける、問いかけてわかるところまで追求する、そして社会のために働くという気持ちがとても必要。そこをイエナプランは目指している」

6日は高知市でリヒテルズさんによるイエナプラン教育の講演会が開かれます。