■「日本はウクライナ侵攻よりずっとむごいことをしていた」岡村さんが伝えたい“加害”の歴史
戦争の悲惨さに加え、岡村さんがもう1つ伝えていることがあります。それは、日本が行った“加害”の歴史です。

岡村正弘さん「私が生まれたときはもう戦争をしていたが、日本は加害者だった。ウクライナ侵攻でひどいことをロシアがしているが、あれよりずっとむごいことをやってきている」
日本が受けた被害だけでなく、中国などで爆撃・虐殺を行った過去を知ることも、本当の平和教育だと話します。
今では戦争を経験した人のほとんどが80歳以上になり、体験談を語れる人は少なくなってきています。 「戦争は二度としてはいけない」
その強い思いを胸に、岡村さんはこれからも、1人でも多くの若い世代に戦争体験を伝え続けていきます。