高知県内の高校生たちが学校の枠を超えて集まり、ひとつのチームとして「商売」の楽しさや難しさを体験しました。高知市で開かれた「ハイスクールマルシェ」。地域に貢献しようとその魅力を発信する生徒たちの熱気あふれる現場を取材しました。
会場には高校生の元気な声が響き渡ります。「ハイスクールマルシェ」は、安芸、高知東、山田、高知商業、伊野商業、大方の6つの高校から集まった生徒が、一つのチームとなって運営する販売実習プロジェクトです。店頭に並ぶのは、生徒たちが自ら交渉して仕入れた「高知の逸品」ばかり。各店には立候補して選ばれた「生徒社長」がつき、値段付けから接客まで、全てを自分たちでプロデュースしています。

▼生徒社長
「お客さんがどれくらい入るかわからないから、どのくらい仕入れたらいいかとか、出だしが遅れた。仕入れるうちにむこうの人とも仲良くなって、絶対完売させるぞ!という感じです」
ブースには、地元の特産品を使ったグルメのほか、高校生が自らの感性で選んだ雑貨などがずらりと並びました。一生懸命説明する生徒たちの姿に、訪れた人たちも思わず足を止め、商品を手に取っていきます。地域に貢献したいという生徒たちの熱い思いが会場を盛り上げます。
▼来場客
「初々しくてとてもいいなと思います。接客を通して、彼らの今後の就職などの経験につながると思うのでとってもすてきだと思います」
今回、こうした高校生たちの輪に特別に加わったのが、高知農業高校の生徒たちです。販売したのは、テレビ高知が主催した地域課題解決アイデアコンテスト「こじゃんとえいグランプリ」で最高賞に輝いた「土佐のソーセージ」。シシトウ・ユズ・ニンニクなど規格外の野菜を活用した自信作が、この日初めて、一般向けに販売されました。

客の反応も上々の様子。自分たちの商品の「最初の一歩」に、生徒たちは手応えを感じていました。
▼高知農生
「(お客さんが)食べたときに『あ、こんなににおいがするんや』とか、そういった反応が間近に見られたのがすごく良かったですね。長く残る商品を作りたいという目標を掲げていました。それが達成できたので『やった~!』みたいな、目標達成できたって感じですごくうれしいです」

商売の厳しさと、それ以上の喜びを肌で感じた生徒たち。高校生たちの挑戦は、これからも続いていきます。
あす11日には、今回の経験を振り返り、次なる目標を語り合う「スプリングミーティング」が開かれる予定です。













