高知県四万十町の窪川高校に学校のシンボルでもある新しい門柱が完成しました。29日完成した丸太の門柱に校名の看板が掲げられました。

四万十町北琴平町にある窪川高校。校舎につながる坂道・通称「三年坂」の途中、両脇に設置されていた巨大な2つの門柱が新しくなりました。門柱は直径が60センチほど、高さはおよそ3メートルです。29日は完成を祝って校名を記した看板が門柱に掲げられました。

窪川高校は昨年度に創立80周年を迎え、記念事業として学校の旗「校旗」をリニューアルしたほか、根元が朽ちてしまい、おととしに撤去されていた門柱も新しくしようと取り組んできました。材料となるヒノキの丸太の購入、防腐処理や設置作業など生徒や保護者だけでなく卒業生など協力も得て1年かけて完成させたということです。

(窪川高校生徒会長 川上十輝さん)
「これからの生徒たちにとっても毎日登校する際に見かけるものになりますので、『部活で優勝するぞ!』とか『窪川高校で僕は勉強がんばっていくんだ!』とか。これからも窪川高校でがんばっていこうという生徒たちの成長が見られると一番うれしい」

窪川高校によりますと完成した門柱は50年ほどもつとされていて、学校のこれからの歴史を静かに見守ってくれることになりそうです。