11日から始まった春の全国交通安全運動にあわせて、愛媛県松山市内の商店街では警察官や幼稚園児らによるパレードが行われ、自転車用ヘルメットの着用などを呼びかけました。
パレードにはおよそ130人が参加し、まず、高縄幼稚園の園児4人が出発宣言しました。
園児出発宣言
「交通の決まりを守って交通事故がなくなるようにお願いしながら、最後まで元気よく行進します」
このあと参加者は、松山東雲中学・高校吹奏楽部による演奏に合わせて行進しながら、ビラや反射材などが入った袋を道行く人に手渡し、交通安全を呼びかけていました。
春の交通安全運動は今月20日までで、自転車に乗るときのヘルメット着用のほか、歩行者の安全を守ることや横断中の事故防止などを重点的に呼び掛ける方針です。
なお、警察によりますと、県内では今年に入って10日までに724件の交通事故が発生し、15人が犠牲になっているということです。