今年6月、愛媛県東温市の廃棄物処理施設で、作業員が死亡した事故で、松山労働基準監督署は現場のベルトコンベヤーに有効な非常停止装置が設けられていなかったとして、施設を運営するオオノ開發を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

事故は今年6月11日、東温市河之内にあるオオノ開發の廃棄物処理施設「フレップとうおん」の再生砕石プラントで、作業員の男性(当時38)が上半身をベルトコンベヤーに巻き込まれ、死亡したものです。

松山労働基準監督署の調べによりますと、事故が起きたベルトコンベヤーには、ひもを引っ張ることで機械を止める非常停止装置がありましたが、死亡した男性が作業していた場所から、ベルトコンベヤーを挟んで反対側でしか操作できない状態だったということです。

そのため、松山労働基準監督署は、すぐに停止させられる有効な非常停止装置が設けられていなかったとして、オオノ開發と事故が起きたプラントなどの責任者を務める男性課長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

オオノ開發は「亡くなった従業員とご遺族に深くお悔みを申し上げるとともに、深くお詫び申し上げる。今後二度と起こることがないように再発防止に努めていく」とコメントしています。