愛媛県松山市がJR松山駅の西側に計画しているアリーナについて、愛媛オレンジバイキングスが本拠地とすることを断念した影響で、事業に参画したい業者がいなくなったことが分かりました。

22日開かれた、松山市議会の特別委員会。JR松山駅西側の車両基地跡地の活用策が協議されました。

市はこの場所に、愛媛オレンジバイキングスの本拠地も見据えたアリーナの整備を計画していました。

こうした中、チームのオーナーで、サイボウズの青野慶久社長は先月、松山市と会見を開き、現地に本拠地としてのアリーナ整備を断念すると発表しました。

これを受け市は、関係団体に意向確認を行い、特別委員会で報告しました。

アリーナ計画に向けた聞き取り調査に参加した25の事業者からは、バイクスの本拠地としての需要が見込めない状況で、資金を負担して参画したいと答えた業者はなかったということです。

また、アリーナの整備を提言していた愛媛経済同友会からもアリーナにはこだわらないと回答があったということです。

一方、議員からは今後の方針について質問が相次ぎました。

(松波雄大議員)
「どの時点で、アリーナの検討はやめるという判断をするのか?」
(交通拠点整備課 有光一成課長)
「文化施設の在り方検討会の委員の方々などの意見も含めて総合的に判断をしたい。かつ時期については、できるだけ早く示したい」

この場所には元々、来年3月に閉館する市民会館の代替施設が計画されていました。

市は28日に開く検討会で、代替施設の候補地として委員から意見を聞く方針です。